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みんなとの軌跡~そして新時代へ~

私が勤務する産業事業所は主任1名他従業員18名の完全パート化の事業所です。 各ポジションを役割分担して作業を行っています。作業を簡素化し効率よくすることが私の役目だと考えています。パートさんとコミュニケーションをとり現状を把握します。
PDCAサイクルを常に回していく様にしていますが一人では中々進めないのです。パートさんがいてくれてこそ成り立っているのです。私の大切な宝物であり戦友、そして心強い仲間です。では、事業所の素敵な仲間と施設の様子をご紹介します。

2009年にカフェテリアに様式を変えてオープンいたしました。
厨房内は 仕込み室、調理室、Aパントリー、Bパントリー、炊飯室、洗浄室の6つの部屋に分かれています。床は汚染区域が黄色、非汚染区域は緑と分かりやすく工夫されています。各部屋には手洗い場もあり、厨房機設備も整っている環境で働いています。今、恵まれた環境で仕事が出来ているのはクライアントが理解して頂いている事やカフェテリアオープンに向けて沢山の方がアステラスへ足を運んでくれ、システムのこと、ディスプレイのこと、メニューのことなど指導・協力していただいたお陰で、人と人とが関わりに感謝しており、大変勉強になりました。今、フジ産業のモデル事業所としていられるのは昔の厨房からの良いところを引き継ぎ、関わった人とアイデアを出し合いみなさんと築き上げてきたからだと思います。みんなとの軌跡をこれからも守り続けます!!

先日 2021年度改善活動報告の授賞式がありました。光栄なことに社長賞を受賞いたしました。R&D商品を使用したリメイクメニューの開発で作業の簡素化と作業効率・利益向上を目的とした取り組みでした。最初は調理室担当のパートさんの一言でした。R&D商品って扱いはどう?と何となく聞いてみました。すると、『とても楽チンです。スチコンに入れちゃえば後はほったらかしで他の作業が出来ますし精神的負担がなくてめっちゃ良いです』と!これは!せっかくいい商品があるのに勿体ない。もっとR&D商品を使用する方法はないかな?と思いリメイクして変身させてはどうかなとリーダーパートに相談してみました。すると、栄養士さんからは『R&D商品って体に良い食材でお客さんに食べてほしい食材が沢山使用されています』という意見。調理室担当者からは『高野豆腐とか使うのはどう?』という意見が出たので 『どこにもない高野豆腐のサラダ作ってみよう!!』ということで、各ポジションのパートリーダを中心に開発チームを結成し本格的に取り組みを開始しました。まず、各ポジションの作業が負担にならないようにしないと意味がない!ので作業工程をイメージしながらメニューを作成しました。テストクッキングをして工程に問題はないか、味に問題はないか、栄養バランスに問題はないのか等、視野を広げ考えみんなと協力して素晴らしい画期的な商品が出来上がりました。
今回の社長賞受賞を受けた時は職場全体が笑顔になれましたしみんなのモチベーションも上がり、これからもっともっといい仕事が出来ると思います。久田社長が一人の100歩より100人の一歩の方が良いアイデアがでる。とおっしゃっていました。その言葉を身をもって感じました。

~新しい時代への順応性~

今の時代子育と仕事を両立させ働く時代だと思います。それに伴い最低賃金の引き上げなど目まぐるしく環境が変化してきています。今以上に作業の効率化を重視し取り組んでいかなければ現場が回らなくなると私は思っています。現在勤務する事業所に於いても頑張ってくれているママさんがたくさんいます。扶養内で働くママ・小さいお子さんがいるママ働くママが安心して休める環境、休みがとれる環境にしなくてはならないと思います。PDCAを継続し簡素化、作業効率等のトータルバランス、プリセプター強化を視野に入れ取り組みたいと思っています。

私の座右の銘です。
作業工程はパートさん目線・メニュー作りはお客様目線
ブレずに頑張ろうと思います!(^^)!

私のこれまでの事業所とのあゆみをお話したいと思います。2001年1月、今から21年前にパートとして勤務していました。盛り付けと洗浄が主な仕事で、当番で炊飯とフライヤーが回ってきました。今は管理費制ですが当時単価制だったのでパート人数も10名栄養士1名、調理主任1名でした。環境はお世辞にも良いとは言えませんでした。子供がまだ小さかったので勤務時間帯が条件に合っていたので応募しました。2007年1月、下の娘が中学生になり仕事ももう少し長く働こうと考えフジ産業を辞めようかと考えていました。当時のマネージャーに辞める噂を聞いたけど、と聞かれ素直に『はい。子供も大きくなったので長く働けるところ探しています』と答えました。すると長く働けるようにシフトするからと言っていただき迷いましたが継続し長く働く事を可能として頂きました。2009年厨房改装工事でカフェテリアに生まれ変わったと同時に準社員となり、今まで調理をやっていなかった私が調理室担当になりました。ここでの経験が今の私にとって大きなターニングポイントだったと思います。計量調理がスタートしたのもこの時からです。右も左も分からずこの時も必死でした。作業もだんだん慣れてくると「この方が楽だな」「洗い物が減るな」とか考える様になりました。調理だけではなくこの頃からメニュー作成に携わる様になり、初めて自分で考え提供したのは、ホワイトシチューのパイ包みでした。今でも覚えています、お客様に受け入れてもらえるか?ロスになったらどうしよう…と、私のドキドキもルンルンにかわり完売したのです。その時の嬉しさが今でも忘れられずお客様に喜んでいただける料理を考えようという原点になりました。

2012年正社員になりチーフとなりました。人に教えることは本当に難しくて表現の捉え方など違うのです。ここで学んだ事は、自分基準にしない。相手の目線になって事を進めないとダメだなと感じました。あと一番大切なのは目を見る事!目を見ると分かるのです。理解できているのか、出来ていないのかが、わかります!コミュニケーションにもなります。2022年4月事業所の主任となりました。21年前の私からは全く想像できません、自分でも信じられないです。責任者として受けたからにはいい加減なことはできません。コロナの影響もありイレギュラー連発です。給食会議での進行など不慣れなことばかりで必死の4か月間でした。まだまだコロナが終息しないなか私たちは、どんな状況でもお客さんのご飯を作らないといけません。心が折れそうな時もありました。そんな時はやっぱり一緒に働く仲間が励ましてくれました。私たちも頑張るよ。やるしかないよ!と言ってくれて本当に嬉しく心強かったです。クライアントにも助けて頂きました。人手不足の為メニューラインの縮小等相談に行きました。快く承諾して頂きフジ産業さんのご飯が食べられれば良いからと言っていただき本当に嬉しくまた感謝の気持ちでいっぱいでした。今、私が主任として頑張れているのは今まで沢山の方に助けられ支えて頂いているお陰です。これから若い人の発想や時代の流れを取り入れ、いつまでも斬新だね。楽しい事をやっているねと言われるよう事業所の仲間と共に笑顔で頑張りたいと思います。

 

渡辺 かおり

2007年入社 CFS事業部 静岡支店所属 事業所主任
主な業務内容は、給食提供、事業所運営管理、
スタッフマネジメントなど。

受賞歴
2021年度 改善活動 社長賞受賞

 

 

 

 

 

 

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